Businessグループ事業案内

サーキュラーエコノミーを実現する

東港金属株式会社は1902年(明治35年)創業の故銅店をルーツとしております。以来121年余、限りある資源は出来得る限り再利用することを信条として金属資源をリサイクルし、資源循環型社会へ戻す努力を続けて参りました。

これからの日本は少子高齢化で人口が減少傾向にありますが、一方、世界の人口は増加を続けており、食料不足や地下の貴重な資源の枯渇が心配されております。人口の増加は廃棄物の増加に連動し、それに伴い年々世界的に求められている廃棄物の処理・管理と合わせて、 使用済み・廃棄された物を無駄なく循環させるグループ会社を構成し、サーキュラーエコノミーを実現することで静脈・動脈産業の垣根を超えて大きな役割を果たしたいと思います。

サーキュラーエコノミー循環図
サーキュラーエコノミー

サーキュラーエコノミーとは再生し続ける経済環境を実現すること。製品・部品・資源を最大限に活用し、それらの価値が目減りすることなく再生・再利用し、循環し続けることです。

これまでのリサイクル業では、大量消費リサイクル(緑)の輪しか対応できていませんでしたが、今後は、修繕、再利用、共同利用も含めた複数の輪に対応することが必要です。

サイクラーズグループ相関図

現在のサイクラーズグループ(旧名 東港金属グループ)は、運輸を担う「TML」、スクラップの買取及び産業廃棄物の中間処理を担う「東港金属」、輸出を担う「トライメタルズ」、これら三社を含めたサーキュラー・エコノミーを実現するためのプラットホームである「トライシクル」で構成しております。

「真に効率のよい循環型社会を構築する」これが次の世代へ持続可能な社会を繋いでゆくための我々に課された課題です。自国での対応だけでなく、開発されたテクノロジーは世界に広めることも責務となります。我が国では、環境基本法の下に廃棄物処理法や個別リサイクル法が制定され、廃棄物のリサイクル技術が目覚しく発達してきました。この高度なリサイクル技術を世界に広めてゆくことで、世界の資源循環に大きな貢献が出来るはずです。

そして現在は、AI化で工業用ロボットは進化を続け、自動車も自動運転化の開発が進む時代です。

これから先の静脈産業(廃棄物処理業)は、動脈産業と連携し一体となって、AIを活用することで製品や資源の流れを完全ループ化して、その製品や資源の価値を出来得る限り目減りさせることなく再生・再利用し、循環し続ける形で成長してゆくことこそが、目指すべき企業形態と考えており、サイクラーズグループ(旧名 東港金属グループ)としてそれを実現してまいります。